犬にキャベツは大丈夫!与え方と量の注意点

キャベツ 犬の豆知識

犬にキャベツは大丈夫

キャベツ

「犬にキャベツを食べさせたいんだけど大丈夫・・?」

結論、犬にキャベツを食べさせても問題はありません。

犬にとって害となる成分は、キャベツに含まれていないため、加熱しても生でも問題ありません。

キャベツの歯ごたえやほんのりした甘みを好む犬も多いです。

また栄養の点においても、キャベツは食物繊維が豊富で、便秘対策にもよく、ビタミンやミネラル類による胃粘膜の修復効果など、犬の健康に役立つ栄養成分が豊富に含まれております。

ただし、キャベツを与える量、持病のある犬には注意する必要があります。

また、キャベツに含まれる、ビタミン類は水溶性が多く、水洗いや煮ることはビタミン類が水に溶けてしまう恐れがあり、生で与えることが良いとされています。

基本的には総合栄養食である、ドッグフードを与え、キャベツは時々与える程度にしたほうが健康的です。

犬に与えるキャベツの量

キャベツは92.7%が水分でできており、非常に低カロリーの食材で、100gあたり2kcalしかありません。

栄養素やエネルギー量から計算した、愛犬に与えても問題ない範囲のキャベツ量は以下の通りです。

超小型犬 体重4㎏未満
葉3/4枚

小型犬 体重10kg以下
葉1枚

中型犬 体重25kg未満
葉2枚

大型犬 体重25kg以上
葉3枚

・上記の量はあくまで目安であり、実際の体格や運動量により異なります。

犬にとって健康にいいのならとたくさん食べさせてしまいがちですが、キャベツをメインの食材としてしまうと、栄養に偏りが出てしまい、様々な悪影響の原因となってしまう可能性もあります。

したがって、栄養バランスが良いドッグフードを主食としてキャベツはあくまでおやつやトッピングにとどめておくことを推奨します。

犬へのキャベツを与え過ぎると下痢になる

では、犬にキャベツを与えすぎるとどうなるでしょうか。

結論としては下痢になる可能性が高まります。

理由は、キャベツに多く含まれる、食物繊維の中でも、不溶性食物繊維が多く含まれていることにあります。

不溶性食物繊維は、犬にとって必要な栄養素の一つで、水分を吸収して膨張する性質を持っております。

適量であれば便通を良くしてくれるのだが、必要以上に食べてしまうと、犬の腸で膨張することが便の量を増やし、腸の運動を活発にさせてしまいます。

消化機能の弱い子犬やシニア犬、小型犬などは特に軟便になってしまうことがあり、場合によっては下痢を引き起こしてしまう可能性があるため、適量を与えることが重要であり、注意が必要です。

犬へのキャベツの与え方

キャベツに多く含まれるビタミンや酵素などの栄養素を最大限摂取するならば、生で与えることが一番手っ取り早く確実です。

理由はビタミンを加熱すると、栄養価が半減してしまい、壊れてしまう可能性があるだからです。

ただしキャベツは生だと消化しづらい食材でもあります。。

消化が困難であれば、キャベツの良さを最大に生かすことができません。

葉が柔らかい春キャベツは生で与えても問題はないが、葉が固いキャベツは加熱してから与えたほうが良いです。

また、水に溶けやすい栄養素でもあるため、あまり水にさらさず、短時間で加熱することがおすすめです。

電子レンジで加熱したり、茹で汁ごと与えたりすることで、栄養を最大限摂取できるような工夫をしましょう。

犬へのキャベツの与え方①茹でて刻む

生のキャベツは栄養素を壊さずに摂取できるメリットの反面、消化に時間がかかり犬の腸に負担をかけてしまうデメリットがあります。

そこで、消化をよくし、且つ、栄養素も壊さない調理が求められます。

その例として茹でる調理方法があげられます。

しかし、熱を通すと生のキャベツに比べて栄養素は減ってしまいます。

それでも、茹で汁に栄養素が流出しているだけなので、茹で汁ごと一緒に与えてあげることで解決することができます。

そのまま与えてもよいが、食べやすいようなサイズにカット、ドッグフードにかけてふやかして与えるのも良いです。

特にカットについては、大きいとその分消化が遅くなるので、この調理方法のメリットがなくなってしまう恐れがあるので、よくカットしてあげましょう。

その際に、塩やこしょうなどでの味付けは基本的には不要です。

犬へのキャベツの与え方②芯や外葉は避ける

まず初めにキャベツの芯には、カルシウム、カリウム、マグネシウムが結球葉の約2倍多く含まれています。

基本的に人が食べる際、キャベツの芯を食べることはいいことづくめです。

しかしキャベツの芯にはごく微量の農薬が含まれていることがあります。

理由は、農薬に直接触れているキャベツの芯が先に吸収して、葉に行くにつれ薄まっていく構造から、キャベツの芯は農薬を吸収しやすく、葉より農薬が多く含まれている事実があるからです。

人間の体に害を及ぼすほどではなく、これはキャベツの外葉も同じことがいえます。

このことを踏まえ、犬には食べさせられるかという問題ですが、健康に問題のない犬であれば与えることに問題はありません。

しかし中毒症状を引き起こす可能性がゼロではなく、与えないほう安心なので、避けたほうが良いでしょう。

犬にキャベツの注意点①アレルギー

キャベツを犬に与えても問題はありませんが、例外も存在します。

その1つがアレルギーです。

犬の中には、キャベツに対してアレルギー反応を示す犬もいます。

見分け方の方法としては、初めてキャベツを与える際、ごく少量にして、様子を見ることが良いです。

そしてその後の反応を見て、嘔吐や下痢、体の痒みなどアレルギーと思われる反応がないか、よく観察しましょう。

アレルギー症状が出なければ、次の日から少しずつ量を増やして食べさせてみましょう。

このように段々と与える量を増やしていくことで、アレルギーが出るかどうかを安全に確認することができます。

またもしアレルギーと思われる反応が出てしまったら、直ちに与えるのをやめましょう。

犬にキャベツの注意点②甲状腺・腎臓に持病がある場合は避ける

具合が悪い犬

甲状腺に持病のある犬には注意することがあります。

キャベツには、ヨウ素の吸収を阻害するゴイトロゲンという、管上腺腫誘発物質が入っている事から、甲状腺に持病がある犬には与えない方が良いと言われています。

これはキャベツに限ることではありません。

小松菜、ブロッコリー、大根、白菜などのアブラナ科の野菜に共通して言えます。

甲状腺に持病がある犬は、アブラナ科の野菜は避けた方が安心です。

健康な犬であれば、過度に与えすぎなければ問題はありません。

ただ健康な犬でも、甲状腺のトラブルの予防として、ヨウ素の豊富な食材(ワカメやひじきなどの海藻類)を同時に摂取することで予防効果を高めることができるのでオススメです。

甲状腺以外にも、食べ過ぎによる下痢や嘔吐などのリスクもあるので、与える量や食べ合わせを意識するようにしましょう。

甲状腺疾患

キャベツにはゴイトロゲンという甲状腺機能を低下させてしまう成分が含まれています。

そのため長期的なキャベツの摂取は、思わぬ病気へと発展する恐れがあります。

ゴイトロゲンは、体内において甲状腺ホルモンを作るために、必要なヨウ素の吸収を阻害してしまう可能性があります。

甲状腺ホルモンは代謝の調節を司る働きがあり、ゴイトロゲンを過剰に摂取してしまうと、甲状腺機能低下症という病気になってしまう恐れがあります。

心臓病や腎臓病、腎不全、甲状腺疾患(甲状腺機能亢進症)、癌など持病のある犬や薬を飲んでいる犬はキャベツを食べる前に、かかりつけの獣医師に相談するようにしましょう。

キャベツの成分が薬と作用したり、症状に影響を与える可能性があります。

尿路結石

栄養が豊富で健康に良いとされるキャベツ。

キャベツに限らず、野菜には「シュウ酸」という成分が含まれています。

生キャベツをそのまま犬に与えると、シュウ酸が多く体内に入ることになり、結石発症のリスクが高まります。

そのため犬には尿路結石をつくる可能性のあるキャベツを長期的に大量に与えてはいけません。

シュウ酸は体内でカルシウムと結びつきシュウ酸カルシウムとなります。

やがてそれが結晶化すると腎臓、尿官、膀胱、尿道の中に結石となってしまいます。

結晶が尿管や尿道につまってしまうと、排尿ができないために腎臓機能が停止をし、最終的に腎不全になってしまいます。

結石でも手術しないタイプのものが、シュウ酸カルシウム結石です。

また人よりも犬のほうが膀胱内で尿管結石が大きくなり、手術が必要となる確率が高いです。

犬に生のキャベツはOK?

ダックス

犬に生のキャベツは与えても平気です。

食事のかさ増しをしたい場合にボリュームを出すことができ、水溶性ビタミンであるビタミンC、ビタミンUを効率よく摂取できるなどのメリットがあります。

デメリットとしては、カットが大きいと消化しにくいので、みじん切りやフードプロセッサーでドロドロにするなどできるだけ細かくする手間がかかる点です。

また生で与える場合、柔らかい葉の部分をごく少量与えるようにしましょう。

キャベツに多く含まれるビタミンや酵素などの栄養素を最大限摂取するならば、生で与えることが一番手っ取り早く確実です。

またまたシャキシャキと歯ごたえがあり、犬に与えると喜んで食べます。

また加熱すると、キャベツに含まれる栄養素も減るので、栄養素を最大限吸収するには生で食べることが良いでしょう。

犬にキャベツを与えるメリット・栄養素

野菜の栄養

犬にキャベツを与える一番のメリットは豊富な栄養素を吸収することができる点です。

キャベツに含まれるビタミンC、ビタミンK、キャベジン、カルシウム、食物繊維といった栄養素は、運動量の多い犬や大型犬、シニア犬には不足しやすく、外から補うことが効果的です。

またコラーゲンや骨の生成をサポートする働きがあるので、関節や軟骨の病気予防が期待できます。

アレルギーや皮膚トラブルの予防にも効果的です。

また内からはなかなか難+しい酵素の活動を促す効果も期待できるため、たんぱく質の代謝や、カルシウムを骨にくっつける役割を発揮します。

キャベジンに至っては、胃腸薬でも知られているように、胃腸や肝臓を丈夫にする働きがあり、便秘の時にも効果を発揮します。

食欲増進や免疫力UP、アレルギー体質や下痢をしやすい体質改善の効果も期待できます。

キャベツの栄養素①食物繊維

基本的に犬は食物繊維を得意としない動物です。

そもそも肉食性の動物である犬にとって、なぜ食物繊維が必要なのでしょうか。

それは肉食性が強いとはいえ、雑食動物に該当するからです。中でも犬の胃腸は猫と違い、明らかに雑食動物の特徴を捉えています。

雑食動物・草食動物は植物質の食べ物を取り入れることに適応しており、食物繊維もなくてはならない成分です。

それに加え、キャベツに含まれる食物繊維は犬に合うタイプの「ペクチン」で、含有量もそれほど多くないため、胃腸機能を活発にする効果が期待でき、便秘の改善にも役立ちます。

その反面与えすぎてしまうと消化不良を起こす可能性があるため、様子を見ながら与えるようにしましょう。

キャベツの栄養素②ビタミン

キャベツにはたくさんの栄養素が含まれております。その中でも代表的な栄養素の一つとしてビタミンが挙げられます。

ビタミンの中でも主に、ビタミンC、ビタミンU(別名:キャベジン)、ビタミンKの3種類です。

ビタミンCは抗酸化作用があり、疲労や発がん物質の活性化を軽減してくれる役割があるとされています。

またビタミンUは胃腸の粘膜の代謝を活発にして、保護、修復する役割があります。胃腸粘膜に作用することから、医療でも治療に効果的と注目されるほどです。

ビタミンKについては、血液や骨にかかわる栄養素です。しかし犬は欠乏症になりづらく稀ではあるのですが、大腸の細菌バランスが悪い時には食事で補うのに適しています。

キャベツの栄養素③キャベジン(ビタミンU)

キャベツに含まれる、ビタミンUは別名キャベジンとも呼ばれ、胃腸の弱い犬に効果的です。

ビタミンUは胃腸薬としても使われており、胃腸膜を修復したり胃酸の過剰分泌を防ぐ成分です。そのため消化を助けてくれる役割もあります。

期待できる効果は、ストレスの解消、肝機能の維持サポート、食糞癖防止、造血作用などがあります。

食べ方としては、茹でずに生で食べることが一番このビタミンUを効率的に多く摂取する方法です。

また腸内環境の悪い犬に与えることによって、腸内環境を良くしてくれる側面もあります。

キャベツの栄養素④ミネラル

キャベツにはカリウム、マグネシウム、マンガンといったミネラル成分を多く含んでおります。

体内でミネラルは体の機能を調整してくれます。歯や骨の形成、血糖値や血液の調整などにかかわる重要な栄養素であるため、不可欠な栄養素です。

細胞を正常に保ち、エネルギーを作ることで体を調整するという成長に欠かせない重要な栄養素が多く含まれています。

ただし過剰に摂取することは、高カリウム血症のリスクが高まりますので、注意が必要です。

犬用のキャベツのレシピ

レシピ

お手軽なレシピは生で与えることです。

消化に時間がかかるというデメリット以外は栄養を壊すことなく与えることが出ます。

ほかには、くたくたになるまで煮るスープです。

しかしキャベツだけでは食べてもらえない可能性がるので、だしを取って作るなど工夫が必要です。

だしを取る際は骨でとることがいいでしょう。特に豚骨や鳥の骨は、スープからキャベツに動物性のにおいが移り、犬の嗅覚を刺激します。

ただ細かい骨は刺さってしまう恐れがあるので注意が必要です。

またスープを作る際は人間が食べるものではないため、塩味を加える必要はありません。

キャベツ入りドッグフードの例

キャベツはあまりドッグフードに使われない食材ですが、実際にキャベツが入ったドッグフードもあります。

UMAKAなどがそれにあたります。

UMAKAは水炊き料亭「博多華味鳥」が作る国産ドッグフードです。

お店で出すのと同じ鶏肉を使っているため、贅沢なプレミアムフードに仕上がっています。

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