ミニチュアシュナウザーで後悔?性格悪くて大変で飼いにくい?

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ミニチュアシュナウザーで後悔?大変で飼いにくいポイント

ミニチュアシュナウザーで後悔

ふわふわの眉毛とモフモフの口ひげがチャームポイントなミニチュアシュナウザー。

その独特の可愛さゆえに、日本でも人気な犬種です。

小型犬に該当することもあり飼いやすそうに思われるのですが、ミニチュアシュナウザーの性格や特徴を知らずに飼ってしまうと、後悔してしまうことがあります。

というのも、そもそもミニチュアシュナウザーは、農場のネズミなどの害獣駆除をする役割をしていた農家犬でもあり、家畜を束ねる牧羊犬でもあった犬種。

小回りが効いて体力がある犬種として、交配・改良されて誕生した歴史があります。

飼えばどんな子でも可愛く感じるものですが、こういった犬種の特徴を事前に知っておかないと、「思ってたのと違う…」という残念な結果を招きかねません。

具体的にどういった点が飼いにくいとされるポイントなのか、確認してみましょう。

①活発すぎて運動や散歩が大変

ミニチュアシュナウザーは、遊ぶのが大好きで敏捷な犬種です。

先に少し触れましたが、ミニチュアシュナウザーはもともとネズミなどを追い回して、駆除する役割を担っていた犬種ですから、敏捷かつアグレッシブに獲物を追いかけ回す体力も兼ね備えているように生み出された歴史があります。

ですから、小さな体にもかかわらず筋肉質で丈夫な反面、非常に活発で運動量や散歩量も他の小型犬よりも多く必要な犬種なのです。

定期的にドッグランなどに行って、走らせることで本能を満たしてあげる・発散させてあげることも必要ですし、雨の日など散歩に行けないときは、おうち遊びで満たしてあげる必要もあります。

これだけ活発で元気なミニチュアシュナウザーですから、散歩・運動という意味で愛犬を満たしてあげるためには、飼い主さんにも相当の体力と忍耐力が求められることになるのです。

②警戒心が強く多頭飼いには注意

モフモフでとってもフレンドリーに見えるミニチュアシュナウザーですが、実際は、警戒心が強い一面があります。

よくいえば、自分の群れ・家族と認識した相手には忠誠心がある反面、認めていない存在・知らない犬などには吠えたり、威嚇したりとケンカ腰になってしまうこともあるのです。

そのため、子犬の頃からドッグランなどで他の犬に慣れさせる必要もあります。

もともとは人懐っこいところもあり、愛情深い犬種でもあるのですが、その飼い主さんへの愛情の深さゆえに、他の犬に対して警戒してしまうのです。

多頭飼いを飼い主さんが望んでいたとしても、家族として認めていない犬が近くに来ることを警戒して、ケンカになってしまう可能性もあります。

もちろん、個体差があるので絶対的に多頭飼いがNGというわけではありませんが、それぞれの性格や相性をしっかり見極めてあげてくださいね。

③穏やかな性格だが他人には攻撃的になることも

基本的に家族や仲間・知り合いと認識している人には明るく友好的で穏やかな振舞いをしますが、先ほどご紹介したように警戒心が強いこともあり、知らない人には攻撃的な態度を示すこともあります。

もともと、ルールや規則に従順で、とても真面目な性格のミニチュアシュナウザー。

それはメリットでもあるのですが、反面、頑固でもあるため、そのルールを守らない人・無礼な人などは大嫌い!

どちらかというと、誰にでも愛想を振りまくタイプの犬種ではないため、初めて会う人に吠えてしまったり、自宅に来た宅配業者などにも吠えて威嚇してしまったりすることがあるのです。

また、散歩中などに知らない人に近づかれようものならば、噛みつこうとすることも…。

ミニチュアシュナウザーの従順な性格を活かして、飼い主さんがしつけを徹底することが重要です。

ミニチュアシュナウザーの性格は悪い?

ミニチュアシュナウザーについて調べていると、飼いにくい犬種で性格が悪いなんて話が出てくることがありますが、本当に性格が悪いのでしょうか?

確かに、飼いにくいポイントを見る限りだと、

・警戒心ゆえに気が強い一面がある
・頑固者なので融通が利かない
・真面目でルールが好き
・活発でやんちゃな傾向がある

などの点からも、なかなか気難しい犬種のように感じます。

しかし実際には、ミニチュアシュナウザーは「最良の家族犬」ともいわれるほど、家族が大好きな甘えん坊なんですよ。

そんな愛情深いミニチュアシュナウザーの性格を、詳しく確認してみましょう。

きっと、ミニチュアシュナウザーは性格が悪いなんて思うこともなく、むしろその魅力に気づけるはずです。

性格①賢くしつけはしやすい

ミニチュアシュナウザーは賢く、しつけも入りやすい犬種です。

その証拠に、日本には警察犬として活躍するミニチュアシュナウザーもいますからね!

賢い上に、従うことを好む性格の持ち主ですから、子犬の頃にしっかりしつけをできていれば、ミニチュアシュナウザーの飼いにくいとされる点に関しては、十分抑えることが可能です。

また、ルールや規則が好きなこともあり、一度覚えたことをきっちりとこなすという意味では、頑固さも決して悪いことではありません。

もちろん逆もしかりで、その頑固さゆえに誤って覚えてしまったことがあったとしても、マイルールとして譲らない態度をとることもあるため、一貫性のないしつけの態度をとってしまわないように、注意しましょう。

ご一緒に生活をする家族が複数名いる家庭の場合は、家族みんなでしつけのしかたの共通認識を持つようにしておくといいですね。

しっかりルールをまっとうしようとする健気さがある犬種ですから、しつけのしがいがあるともいえます。

性格②飼い主には忠実

もともと農家犬として活躍していたことから、ミニチュアシュナウザーは家族との関係を守る・家族のルールを守ることを好む、忠実で一途な心の持ち主です。

その反面、飼い主ではない人や知らない人を警戒する習性があるのですが、ちゃんとしつけができてさえいれば、この飼いにくいとされる警戒心をコントロールすることは可能ですし、家族の言うことを忠実に守る子に育てることもできます。

しつけの際にも、集中力がある犬種ですから、飼い主さんの言うことを聞こうとアイコンタクトを取ってくれますし、信頼を築きながら生活していくとよいでしょう。

忠実だからこそ、心を許した家族に甘える可愛いところもあるミニチュアシュナウザー。

賢い上に、飼い主に忠実で甘えん坊だなんて、飼い主冥利につきますよね。

性格③勇敢で怖いもの知らず

小型犬にもかかわらず、勇敢であることもミニチュアシュナウザーの性格の特徴といえます。

というのも、これまでお伝えしてきたとおり、家族を守ろうとする一途な心を持ち、かつ、ミニチュアシュナウザーの歴史的背景からも、家族を守る番犬的な役割も果たしてきた犬種です。

また、好奇心旺盛な一面もあるのですが、それゆえに怖いもの知らずで、大型犬や野良猫などにも自ら近づこうとすることもあります。

体格の違う自分より大きな犬と同等レベルな気分で遊ぼうとしたり、立ち向かって行こうとしたりするということは、攻撃性にもつながる要素にもなるわけで…。

勇猛果敢さが頼もしく見える飼い主さんもいるでしょうが、一歩間違えれば怪我をしてしまう・させてしまう危険もあるので、飼い主さんが十分気を付けておかなければならないポイントです。

ミニチュアシュナウザーの後悔・失敗しないしつけ方

ミニチュアシュナウザーのしつけ方

飼った後に後悔しないため・しつけに失敗しないためにはどういったことに注意をしていけばいいのでしょうか。

ミニチュアシュナウザーの性格や特徴を活かして、最良のパートナーとして共に暮らしていきたいものです。

ここでご紹介するしつけ方のポイントは、ミニチュアシュナウザーのみならず、どんな犬種でも必要なこともありますし、ミニチュアシュナウザーならではの性格を考えたしつけ方のポイントもあります。

「もともと聡明で賢い犬だからなんとでもなる」と高を括って、後悔したり失敗したと感じたりしようものならば、飼い主さんやその家族のみならず、愛犬にとっても大変不幸なことです。

犬を飼うということは、可愛いかわいいと甘やかすだけでは済みませんからね。

幸せに暮らすためにしつけは大切なことですので、正しい知識をつけておくようにしましょう。

しつけ方①しつけの時期は子犬のときに

どんな犬種でもいえることですが、しつけをする時期は子犬のときにするのが有効です。

特に、ミニチュアシュナウザーは警戒心が強い特徴を持つ犬ですから、子犬の頃の社会化が極めて重要な犬種。

社会化とは、

・犬が社会や環境に順応することを覚えること
・社交性を学び、身につけること

を意味し、今後の犬の性格に大きく関わってくることです。

知らない音や知らないもの、知らないお友達、知らない人がいることを知る。

そういった愛犬にとっての「初めて」を、子犬の多感で柔軟な時期にたくさん教えてあげましょう。

ドッグランに連れて行き色んな犬や人に会わせたり、色んな散歩コースに行きさまざまな経験をさせたりすることで、犬自身も生き方を学んでいきます。

この経験が不足すると、成犬になっても初めての経験に怯えて攻撃的になってしまったり、興奮しやすくなってしまったりと、問題行動を起こしてしまう原因になることがあるのです。

ただし、社会化が子犬の頃に大事だということばかりに気を取られて、愛犬に無理をさせてしまっては社会化失敗の原因にもなりかねません。

愛犬の様子を見ながら、焦らないようにしてくださいね。

しつけ方②しっかり運動してストレス発散させる

「小型犬だからそんなに散歩も必要ない」と勘違いしている飼い主さんが、案外多いものです。

小型犬とはいっても、散歩や運動・室内での遊びは、怪我でもしていない限り、基本的に必要なこと。

その欲求が満たされないことにより、ストレスを感じて、

・無駄吠えをする
・甘噛みをする
・狂暴化してしまう

などの原因にもなってしまいます。

まして、ミニチュアシュナウザーは活発で元気な犬種。

しっかり運動をさせて、ストレスを溜めないようにしてあげる必要があります。

散歩やおうち遊びも、犬との信頼関係やコミュニケーションを築くのには重要なことです。

そういった活発な性格の犬だからこそ、遊びを介してストレスを発散させながらしつけをしていくのもあり!

たとえば、おもちゃで一緒に遊んで無駄吠えをしたら遊びを終了し、犬になぜ止めたのかを考えさせながら教えることもできます。

運動してストレスをなくしつつ、しつけも合わせて行えば一石二鳥ですよね。

しつけ方③叱るときは短く、叱りすぎない

いけないことを教えるとき、らないといけないときは、「ノー」「いけない」などの短い単語を低い声で伝え、あまりに長くりつけたり、きつく何度も言い過ぎたりしないようにしましょう。

何度も何度も同じことをして、飼い主さんを困らせることもあるでしょうし、何度言っても覚えてくれなくてしんどい思いをすることもあるでしょう。

だからといってしつこく叱ったり、感情的になって叱りすぎたりしてしまうと、犬はなにがダメだったのかがわからなくなってしまいます。

また、ずっと怒っている様子の飼い主さんを見て、

・シュンとしてしまう
・自信を失くしてしまう
・飼い主さんに対して恐怖を覚えてしまう

なんて子もいますし、そうなってしまうとしつけも一層うまくいきません。

できたときにはしっかり褒めることも必要ですからね。

なお、犬は時間が経ってから叱られても、なにに対して叱られているのか理解できません。

そのため、叱るタイミングは悪いことをしたとき瞬時に叱る。

これを心掛けてください。

ミニチュアシュナウザーの特徴

シュナウザーというと、大体の方がミニチュアシュナウザーを連想するでしょうが、実は、シュナウザーにはジャイアントシュナウザー・スタンダードシュナウザーという犬種もいます。

それぞれの特徴は以下のとおりです。

種類 体重 体高 サイズ
ジャイアント
シュナウザー
35~45kg 60~70cm 大型犬
スタンダード
シュナウザー
16~25kg 40~50cm 中型犬
ミニチュア
シュナウザー
4.5~8.5kg 28~35cm 小型犬

なぜその他のシュナウザーについてご紹介したかというと、そもそもミニチュアシュナウザー自体が、スタンダードシュナウザーを小型化するためにアーフェンピンシャーやプードルなどを交配させることで誕生した犬だからです。

補足ですか、ジャイアントシュナウザーはスタンダードシュナウザーを大きくするためにグレートデーンやロットワイラーを交配させて生まれています。

歴史

ミニチュアシュナウザーの歴史については少し触れていますが、もともとネズミの駆除や、その家の家畜を束ねる牧羊犬としての役割に加え、家庭を守る番犬の役目もしている犬でした。

そんなミニチュアシュナウザーは、原産国であるドイツではサイズにバラつきがあり固定化できなかったため、アメリカに渡ります。

そしてアメリカで安定的な個体サイズがキープできるようになり、飼育に関してもアメリカでの頭数がドイツよりも大幅に増えていきました。

小型化に成功し、安定したサイズを保てるようになったことで、「ミニチュアシュナウザー」として公認される独立した”いち犬種に”なってからというもの、その可愛い見た目や飼い主に従順な性格も手伝い、大変人気を集めるようになります。

もともと担っていた役割上、人との暮らしが好きで、家族を愛情深く見守る一途さを兼ね備えるミニチュアシュナウザーは、「最良の家庭犬」と言われるようになっていったのです。

子犬の値段相場

ミニチュアシュナウザーの子犬の値段の相場は、大体15万円から、血筋にチャンピオン犬がいるなどの血統によっては50万円に至る場合もあります。

ただし、ブリーダーの元で買うのか、ペットショップで買うのかによっても若干前後することもありますので、目安として考えてください。

また、ミニチュアシュナウザーの毛色は、公式では

・ブラック(全身が真っ黒なタイプ)
・ブラック&シルバー(黒の部分と白い部分が混じっているタイプ)
・ホワイト(全身が真っ白なタイプ)
・ソルト&ペッパー(グレイっぽく見え、白とグレイが混じっているタイプ)

の4種類とされているのですが、血統以外であっても、毛色によっても金額が変わってくることがあります。

公式で認められている毛色以外にも、安定的な繁殖ができないレアカラーの子もいます。

たとえ公式ではない色であっても、珍しい色・人気な色もあるため、非常に高価な値がつくこともあるのです。

里親募集など無償譲渡はある?

ミニチュアシュナウザーの里親募集や無償譲渡といった募集は、ゼロではありません。

犬が大好きな人であれば、「もし譲渡などがあるのであれば…救える命があるのであれば…ペットショップで買うよりもいいかな」と思う方もいますよね。

もちろん、高額で買うよりも里親や譲渡という手もあると考える方もいるでしょうし。

ただし、募集はゼロではないとはお伝えしましたが、実際には、

・怪我や疾患を持っているため、しっかしお世話をできる人
・ネグレクトに遭って気難しい部分があるので、犬に慣れている人じゃないとNG
・シニア犬なので、介護をしてあげられる人

などの条件がつくこともあります。

また、健康な犬の場合ではっても、

・避妊虚勢手術済みの場合は手術費用
・ワクチン接種費用
・検査費用
・マイクロチップ費用
・狂犬病接種費用

などの支払いが発生するケースがほとんどです。

人気な犬種ですから、すぐに里親や譲渡先が決まってしまうケースもありますし、譲渡に関しては厳しい審査もあります。

だからといって、初心者には譲渡できないなどはありませんので、譲渡センターやあずかりさんと相談しながら決めるといいでしょう。

平均寿命

ミニチュアシュナウザーの平均寿命はおおよそ12歳から14,5歳程度と言われています。

小型犬としても平均的な寿命ですね。

もちろん、犬の寿命には
・どう過ごしてきたか(食べ物や運動量など)
・病気をしたか
・先天性の病気があったか
などでも違ってくるので、飼い主さんができることはしっかりしてあげるようにしましょう。

食べ物(ドッグフードやおやつ)でアレルギーになってしまったり、運動不足から肥満気味になってしまったりと、飼い主さん次第で寿命に変化が出ることもあります。

また、飼い主さんが愛犬のボディーチェックなどをしっかり日々行えているだけで、万が一の病気などにも早期発見・早期対応ができて、回復が早くすむことだってあるのです。

飼い主さんができる愛犬の健康管理は、惜しまずにしてあげるようにしましょう。

ミニチュアシュナウザーの飼い方

どんな犬種にも、それぞれの飼い方のポイントがあります。

もちろん、犬を飼うということ自体に共通していえるものもありますが、犬種ならではの気を付けるべき点がありますし、飼い主がそのポイントを知っているのと知らないことでは大違い!

特にミニチュアシュナウザーは、その見た目からもわかるように、口周りにも目の周りにもモフモフの毛がある犬種です。

被毛の維持は、ミニチュアシュナウザーにとって欠かせません。

それなりのケアが必要になってきます。

また、性格などでもお伝えしたとおり、活発な犬種ですから、どれくらい散歩しないといけないのか、運動の目安なども気になるところですよね。

愛犬の健康を大切にしながら、一緒に幸せに暮らしていくためにも、これからご紹介する飼い方のポイントについてもしっかり学んでおきましょう。

飼い方①トリミングは必要

ミニチュアシュナウザーの独特な見た目は、いうまでもなくトリミングあってこそ保たれるものですので、定期的なトリミングは必須だと考えておいてください。

頻度の目安は少なくとも3ヶ月に1度のペースで行うようにしましょう。

可能であれば、1.5ヶ月から2ヶ月ほどのサイクルで、状況に合わせてケアしてあげる方がベター。

ミニチュアシュナウザーの被毛は他の犬に比べると硬めなのですが、硬いからこそカットの種類も豊富。

たとえば、たてがみカットやモヒカンカット。

頭のてっぺんの毛を残すカット方法ですが、これは毛が硬くなければペタンとしてしまって、せっかくの髪型がキープできませんからね。

ただ、硬いからこそ目の周りの毛は短くキープしておく必要もあります。

伸び放題になってしまおうものならば、目にかぶさるようになってしまい、結膜炎を起こす原因にもなってしまう可能性があるからです。

できればトリミングサロンへ行く方が望ましいのですが、「トリミング代もバカにならないしどうしよう…」という場合は、ご自宅で

・コーム
・バリカン
・すきバサミ
・小さめのハサミ

などを用意してセルフトリミングをするのもいいでしょう。

ただし、誤ってヒゲなど切ってはいけない部分を切ってしまわないように、重々注意してくださいね。

飼い方②ブラッシングは必要

ミニチュアシュナウザーはダブルコートの犬種な上に、毛が伸びるのが早い犬種です。

ダブルコートの犬種の場合は、

・オーバーコート(上毛):体や皮膚を守る体の表面を覆う硬めの毛
・アンダーコート(下毛):体温調整や保湿のための皮膚に近い内側の柔らかい毛

があり、季節によって(春頃と秋頃の2回)アンダーコートが生え変わる時期があります。

この時期にはとにかく抜け毛が増えるのですが、先ほどご紹介したように、ミニチュアシュナウザーの毛(オーバーコート)は大変硬い毛質。

抜けたアンダーコートが硬めのオーバーコートにひっかかって、抜け落ちにくくなってしまいます。

つまり、硬いオーバーコートの下に、抜けたアンダーコートが堆積していきやすくなるのです。

そうなってしまうと、抜けた毛がからまってしまったり、手触りが悪くなってしまったり、清潔に保てず皮膚の炎症の原因になってしまうのです。

飼い主さんが定期的にブラッシングをしてあげるようにしましょう。

ただしたくさん抜けるからといって、ブラッシングをし過ぎてしまうと皮膚を傷つけてしまう原因にもなってしまいますので、注意してください。

飼い方③臭いは少ない。シャンプーは月1回程度

ミニチュアシュナウザーは他の犬と比べると、体臭が少ないタイプの犬種です。

そのため、シャンプーは月に1回程度で構いません。

体臭が少ないからシャンプーは不要というわけではありません。

しかし、かといって、清潔にさせておきたいからとショートスパンでシャンプーをさせるのもNGです!

必要以上のシャンプーは、肌を守るために必要な油分や水分までも奪ってしまう可能性があります。

また逆もしかりで、シャンプーをしなさ過ぎると、汚れが溜まって臭いの原因や皮膚炎の原因になってしまうこともあるのです。

トリミングの際に、シャンプーもセットでお願いするのもいいのですが、自宅でシャンプーをしてあげるケースもありますよね。

自宅でのシャンプーでも大人しくしてくれる子・慣れている子であればいいのですが、「大人しくしてくれなくて愛犬の耳に水が入ってしまって…」なんてことになってしまうと、垂れ耳の犬の場合、外耳炎など別のトラブルを招いてしまうことも!

耳周辺を洗う際はくれぐれも注意してください。

飼い方④散歩時間の目安

ミニチュアシュナウザーに必要な散歩時間は、朝と夕方の2回、それぞれ20分から30分が目安です。

距離にすると、1回の散歩で2キロから3キロほど行けることが理想的といえます。

ただ、これはあくまで目安に過ぎません。

散歩が大好きな子であれば、もっと歩きたがる子もいますからね。

散歩量が多ければ多いほどいいというわけではありませんが、愛犬の様子を見ながら調整してあげるようにしましょう。

また、雨の日で散歩に行けない・散歩を嫌がるなどの場合は、おうち遊びで発散をさせてあげななければなりせん。

もともとネズミを取るなどをしていたこともあり、なにかを追いかける動作が本能的に好きな犬種ですので、ボール遊びや引っ張りっこなどでも満たされますし、賢さを活かした宝探しゲームなども合う犬種です。

おやつを部屋に隠して見つけさせる、お気に入りのおもちゃを見つけさせるなどのノーズワークをさせてあげるのもあり!

しっかりと、ミニチュアシュナウザーのアグレッシブでアクティブな本能を満たしてあげるようにしてあげましょう。

ミニチュアシュナウザーのかかりやすい病気

犬種ならではの性格があるように、その犬種がかかりやすい病気もあります。

愛犬の病気に関しては、日々の愛犬のボディーチェックやケア、様子の変化に飼い主さんが配慮できているというだけで早期対応ができることもありますし、食事や運動の健康管理などによって、未然に防げる・悪化しない対策ができることもあるものです。

また、「こういった病気になりやすい犬種なんだ」と知っていることで、なお一層の心配りができる要素になりますし、犬種の特徴ゆえに、招いてしまいやすい病気を把握しておくのも、飼い主さんに必要なこと。

もちろん、かかりやすい病気だからといって必ずかかるというわけではありませんし、ここで挙げる病気以外であっても、かかる可能性があるのは否めません。

しかし、愛犬が苦しい思いをしないでいいように、飼い主さんが愛犬の変化に気づけるよう、かかりやすい病気についても学んでおきましょう。

病気①皮膚炎

ミニチュアシュナウザーは基本的には丈夫な犬種ではありますが、これまでにも少しご紹介してきたように、皮膚炎については注意が必要な犬種です。

毛が硬いとはお伝えしましたが、言い換えれば、その分だけ皮膚が弱いともいえます。

特に、アトピー性皮膚炎やかゆみ、ただれなどがないかはしっかり飼い主さんがチェックしてあげてください。

トリミングの必要性についてもお伝えしたように、トリミングを怠ってしまうと、伸びた毛が皮膚を刺激してしまい、かゆみを起こしたりかきむしってしまったりする原因になってしまうこともあります。

さらに、それを放置した結果、皮膚炎に進行してしまうのです。

シャンプーについても同様で、清潔な皮膚を保つようにしていないと、かゆみの原因になってしまいかねません。

何度も体をかいているなどの様子が見られた際には、
・皮膚に赤みがないか
・ただれてしまっていないか
・かいている部分の毛が抜け落ちてしまっていないか
など、チェックしてみてください。

動物病院の医師に相談する、アレルギーのようであればドッグフードを変えてみるなどの対策をしてあげましょう。

病気②外耳炎

先ほど少し触れましたが、ミニチュアシュナウザーは垂れ耳の犬種。

垂れ耳の犬種の宿命ともいえる病気が、外耳炎です。

耳をふさぐ形状になっているため通気性が悪くなり、蒸れてしまうことがあります。

もちろん、垂れ耳=みんな外耳炎になるという話ではありませんが、外耳炎になるリスクは高いため、耳のケアも重要なこと。

耳をしきりにかこうとしていたり、かゆそうにしていたりなどの様子があれば、耳をめくって、

・耳の内側が赤くなっていないか
・耳垢や茶色い粘着質な汚れがついていないか
・耳から異臭がしないか
・伸びた毛が耳に入ってしまっていないか

など、チェックしてあげてください。

外耳炎の予防やケア方法としては、耳を清潔にしておく必要があるのですが、耳の内側の皮膚は大変弱く、力加減を間違えたり、ケアをし過ぎたりしてしまうと、かえって症状を悪化させてしまうこともあるので、やり過ぎは厳禁!

動物病院で診てもらって対処法を聞いたり、状況に応じてはお薬を処方してもらったりすることで軽減できる病気ですので、自宅ケアを独断でする前に、一度相談してみるといいですね。

病気③尿石症

ミニチュアシュナウザーは膀胱・腎臓関係の病気にもなりやすい犬種です。

・尿路結石症(いわゆる尿石症)
・糖尿病

になる危険が高く、特に尿石症には注意してください。

尿石症の症状は、

・頻尿になる
・尿に血が混ざっている
・尿の出が悪くなる

などが挙げられます。

尿石症の予防には、とにかく水分摂取が欠かせません。

ドッグフードを水(お湯)でゆるめて与えることで水分を取らせる、ウエットフードを与えて水分摂取をさせるなど、工夫をしてあげましょう。

ただし、水に気を使い過ぎて愛犬にミネラルウォーターを与えるのは要注意。

ミネラルウォーターは、カリウムやカルシウム、ナトリウムなどミネラルを豊富に含んでいるのですが、硬度が高いほど、尿石症の症状を悪化させてしまう危険があります。

よかれとミネラルウォーターを与える必要はなく、水道水で十分なのです。

また、糖尿病は尿に糖が出てしまう病気で、

・大量に水を飲む
・頻尿や尿の量の増加、それによる脱水
・しっかり食べても体重が落ちる

などの症状がみられます。

犬の糖尿病には複数の原因が考えられるのですが、飼い主さんが与えるドッグフードによっても防げることもあるので、成分に気を付けるようにしてあげましょう。

病気④結膜炎

ミニチュアシュナウザーの見た目の特徴のひとつでもある、モフモフの眉。

ですが、トリミングのお話でもお伝えしたように、目の周りの毛のカットを怠り、長くなりすぎてしまうと、目を傷つけてしまう危険があるのです。

結膜炎の症状は

・白目部分が赤くなっている(充血する)
・目やにや涙が出る
・目をしきりにかこうとする
・まぶた(結膜)が腫れて炎症する

などがあります。

実は、ミニチュアシュナウザーのペット保険への申請でもっとも多い病気が、この結膜炎。

もちろん、目の周りの毛だけが原因ではありませんし、ミニチュアシュナウザー以外でも結膜炎になる子もいます。

・ドッグフードによるアレルギー
・ウイルスなどによる感染症
・ほこりやゴミが目に混入してしまう

など、さまざまな原因があるとはいえ、飼い主さんがケアしてあげるべき、目の周りの毛の長さのせいで、愛犬が結膜炎になってしまうのは避けたいことろですね。

病気⑤白内障

ミニチュアシュナウザーは若年期に白内障になってしまう傾向があります。

ただし、これは先天的な遺伝による原因が多く、若年性白内障とも呼ばれるもの。

飼い主さんの飼い方がどうこうという話ではありません。

2歳から3歳までに発症する子が多く、症状は、
・歩いているとものにぶつかる
・水晶体が白く濁っている
・瞳孔が開いたままになっている
などが挙げられます。

白内障は早期発見できると、手術で改善できることもあるのですが、特殊な手術になるため高額になってしまうこともあります。

とはいえ、そのままにしておくと緑内障などの別の眼病も併発してしまう危険や、最悪の場合は失明してしまう危険のある病気です。

飼い主さんが症状に気づいたら、目の病気に詳しいお医者さんに相談するなどの対応をするのが望ましいです。

そうすることで進行を遅らせるなどのできる対応がありますので、早めに動物病院で診てもらうようにしてください。

病気⑥フォンウィルブランド病

あまり聞き慣れない方も多いでしょうが、ミニチュアシュナウザーはフォンウィルブランド病という血液の病気になる可能性があります。

これも白内障と同様に、先天的・遺伝的に発症する可能性がある病気ですので、飼い主さんがどうこうという話ではありませんし、ミニチュアシュナウザーがみんなかかるという話でもありません。

しかし、なりやすい病気として知っていると、症状が出た時の対応は違ってくるはずです。

フォンウィルブランド病の症状としては、

・血が出たときに止まりづらい(爪切りや歯が抜けた後なども含む)
・鼻血が出やすい
・血尿や下血になりがち
・皮下に血がたまって腫れてしまう

などがあります。

残念ながら、これをすれば治るという治療法が現段階ではなく、止血薬の投与などで血が出たときの対応をしていくことが一般的。

愛犬の兄弟犬や親犬にフォンウィルブランド病の子がいるなど心配な場合は、遺伝子検査でフォンウィルブランド病を発症しやすい子かのチェックが可能ですので、調べてみるのもひとつの手です。

また、もし、フォンウィルブランド病と診断された場合には、出血させないように

・散歩やドッグランなどで激しい動きや怪我をするような動きをさせない
・爪を切る際は短くしないようにする

などの対策をするようにしましょう。

まとめ:ミニチュアシュナウザーは初心者OK!最初は1頭で飼おう

ミニチュアシュナウザーの魅力をたくさんご紹介しましたが、やはり「最良の家族犬」ともいわれるだけあって、賢さやルールを好むという性格は、犬初心者であっても飼いやすい犬種だといえます。

家族に向ける愛情の深さゆえに、甘えん坊なところもあるミニチュアシュナウザーですが、裏を返すと、少し寂しがりやな面がある証拠。

長時間留守にすることがないようにはしてあげましょう。

ただし、家庭によってはどうしても長時間ひとりぼっちになる時間がある場合もありますよね。

ひとりの時間がたびたびある家庭や、仕事などで長時間外出する家庭の場合、「ひとりにさせて可哀想…申し訳ない」と感じることもあるでしょう。

でも、だからといって、警戒心の強い犬種でもあるため、最初から多頭飼いをするのはおすすめできません。

多頭飼いを考える場合は、先住犬との相性をしっかりと見極めるようにしてあげてくださいね。

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